　キヤノンは11月12日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 60D」に、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」ならびに「EF-S55-250mm F4-5.6 IS」のレンズ2本をセットしたダブルズームキットを11月19日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は17万円前後。

　これまではボディのみ、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」セット、「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」セットの3パターンで販売されていたが、ダブルズームキットの追加によって4パターンでの販売となる。

　なお発売同日よりダブルズームキットを含めたEOS 60D（ボディのみ、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」セット、「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」セット、ダブルズームキット）購入者に「スマイルフォトバッグIII」（カメラバッグ）と撮影ガイドブックが同梱された「EOS 60D プレミアムBOX」が店頭にてプレゼントされる。

　撮影ガイドブックは「アサヒカメラ特別編集 Canon EOS 60D 完全マスターガイド」（朝日新聞出版）、「Canon EOS 60D　オーナーズBOOK」（モーターマガジン社）、「CAPA特別編集　キヤノン EOS 60D スーパーブック」（学研）、「デジタルカメラマガジン特別編集　 Canon EOS 60D 完全ガイド」（インプレス）、「日本カメラMOOK　キヤノン EOS 60D マニュアル」（日本カメラ）のいずれか1冊が同梱されている（選択不可）。

　EOS 60Dは「写真愛好家のための新スタンダード」「写真入門機」として位置づけられる中級機で、EOSシリーズでは初めて液晶のバリアングル機構を採用したほか、カメラ内RAW現像やアートフィルターなどの新機能を搭載している（レビュー：バリアングル液晶付きの多機能一眼レフ――キヤノン「EOS 60D」）。