「EOS 6D」(β機)ファーストインプレッション(実写サンプルあり)
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11月30日から販売開始されるキヤノンのフルサイズデジタル一眼レフ、「EOS 6D」のファーストインプレッションをお伝えする。なお、本製品は試作機であり、細部については製品版と異なる可能性があることをご了承頂きたい。
EOS 6Dの全体的なデザインは「EOS 5D MarkIII」「EOS 7D」などに近いよう感じられるが、「液晶左側にボタンがない」「マルチコントローラーがサブ電子ダイヤルと一体化している」などの違いもある。ただ、基本的な操作インタフェースは、60Dや7D、そして5D MarkIIIなど現行のミドル~ハイクラス製品と似通っており、これらの製品を使ったことがあれば、なんら迷うことなく操作できる。
既に実機体感イベントも開始されている(11月19日から)ことから、実際に手にした方もいるかと思われるが、やはり実際に手にしてみるとそのボディは軽い。カタログ上のボディのみ重量は約680グラムであり、加えて、グリップもしっかりとした形状と大きさが確保されているため、撮影時にあまり重量を感じることはない。「フルサイズ」という言葉の印象を、いい意味で裏切る軽やかさだ。なお、キットレンズのひとつである「EF24-105mm F4L IS USM」を組み合わせ、バッテリーとメモリカードを装着した撮影可能状態での実測重量は1426グラムだった。
EOS 5D MarkIIもしくは7Dユーザーからすれば、マルチコントローラーの電子ダイヤル一体化が操作感にどう影響するか気になるところだと思われるが、試用した限り、確かに独立したマルチコントローラーに比べると右手親指の移動距離は長くなるものの、実際の撮影時にはメイン/サブの電子ダイヤルで大半の操作は完了するため、不都合を感じることはなかった。
搭載する撮像素子は有効2020万画素 35ミリフルサイズ(23.9×35.8ミリ)センサーで、画像処理エンジン「DiGiC 5+」の搭載と、EOS 5D Mark IIIと同様の高精度ギャップレスマイクロレンズの採用もあり、ISO100~25600という非常に広い常用ISO感度を実現している。常用ISO感度範囲はメニューより設定可能なほか、感度拡張によってISO50/ISO51200/ISO102400相当の減増感が行える。
常用ISO感度ISO25600という高感度対応のセンサーを生かすべくAF性能も高くなっており、EOS 5D Mark IIより多い11点の測距点を備えるほか(EOS 5D Mark IIは9点+アシスト6点、中央1点クロス)、EOSシリーズでは初めてというEV-3の低輝度撮影にも対応する(EV-3対応は中央測距点のみ)。EF24-105mm F4L IS USMと組み合わせて試用した限りでは、夕方や夜間など暗い環境下でも快適なAF性能を確認できた。
撮影モードダイヤルにはP/A/S/MやC(カスタム)のほか、CA(クリエイティブオート)、SCN(シーンモード)も用意されており、Kiss Xシリーズなどからステップアップした層でも戸惑いなく利用できる。なお、SCNは「HDR逆光補正」「ポートレート」「風景」「クローズアップ」「スポーツ」「夜景ポートレート」「手持ち夜景」が用意されており、「HDR逆光補正」「手持ち夜景」については連写合成による処理が行われる。
詳細な製品レビューについては、後日掲載する。
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