オリンパス、ハイビジョンも撮れるタフネスデジカメ「μTOUGH-3000」
オリンパスが耐水や耐衝撃性能を備えたデジタルカメラ「μTOUGH-3000」を発売する。ハイビジョン動画の撮影が可能なほか、本体に1Gバイトのメモリを内蔵した。
オリンパスイメージングは1月14日、コンパクトデジタルカメラ「μTOUGH-3000」を2月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。
現在「μTOUGH-8000」「μTOUGH-6010」と展開されているタフネスデジカメ“μTOUGH”シリーズの最新製品。既存製品と同じく、水深3メートルまでの防水性能(IPX8相当)と砂ボコリなどに対する「防じん性能」(IP6X相当)、それに高さ1.5メートルからの落下に耐える「耐衝撃性能」、−10度までの低温でも問題なく動作する「耐低温性能」を備えている。
本体には1Gバイトのメモリを内蔵。内蔵メモリに記録した写真については一度PC上でタグ付けを行うことで、カメラ上から日付や場所、撮影時のシーンモードなどさまざまなカテゴリーから検索が行える。各種機能の取り扱い方法やおすすめ機能などの紹介もカメラ内に収録されており、ボタンひとつで呼び出せる。
1280×720ピクセルのハイビジョン撮影機能(コーデックはMPEG-4 AVC/H.264)を搭載しており、水中での動画撮影も可能。ただし、ハイビジョン動画はSDメモリーカードのみへの記録となる。
レンズは35ミリ換算28〜102ミリの光学3.6倍ズームレンズを搭載し、CCDシフト式の手ブレ補正機能と最高ISO1600の高感度撮影機能を組み合わせる。撮像素子の画素数は有効1200万画素。背面液晶のサイズは2.7型(23万画素)で、USB端子からの充電も行える。記録メディアはSD/SDHCメモリカード。
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