写真で見る、パナソニック「DMC-G3」
パナソニック「DMC-G3」はファインダー搭載レンズ交換式デジタルカメラのボディとしては、「世界最小最軽量」(同社)を実現した製品。バリアングル液晶などは継承するが、細部を見ると既存「DMC-G2」と異なる部分も多い。
パナソニックから発表されたマイクロフォーサーズ規格準拠のデジタルカメラ「DMC-G3」はレンズ交換式デジタルカメラとしては世界で始めてタッチパネル液晶を搭載した「DMC-G2」の後継モデル。
ボディサイズの小型化を進めることで、115.2(幅)×83.6(高さ)×46.7(奥行き)/62.2(ファインダー部分含む)ミリと、ファインダー搭載レンズ交換式デジタルカメラのボディとしては、「世界最小最軽量」(同社)のサイズを実現した。この製品の細部を写真で紹介する。なお、ここで紹介している機体は試作機のため、製品版とは細部が異なる可能性があることをお断りしておく。
「DMC-G3」(レンズは「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」)。カラーは写真のセンシュアルブラウンのほか、エスプリブラックとシェルホワイトの3色を用意する
バリアングルタイプのタッチパネル液晶や高精細EVFといった特徴は既存モデルを引き継いでいるが、全体はボディの薄さを強調する、より直線を生かしたデザインへと変更されており、直線の強調という点では同時発表されたDMC-GF3と対照的に見える。ただ、直線的といっても各所にはアールを取り入れており、硬質な印象は与えない。
背面ボタン類は一見するだけでは右上の電子ダイヤルなど、レイアウトも含めて既存モデルから大きな変更は行われいないように見えるが、録画開始ボタンが上面から背面に移動したほか、AF/AEロックボタンとアイセンサーが省かれるなどの変更は行われている。なお、DMC-GF3と異なりロータリーダイヤルも採用されていない。
操作インタフェースで大きな変更が行われたは上部。シャッターボタンとモードダイヤル、おまかせiAボタンのみとなり、DMC-G2では左肩に設けられていたフォーカスモードダイヤルは省かれたほか、右肩の撮影モードダイヤルも項目の整理が行われ、ダイヤル径が小径化している。また、グリップも形状が変更され、ボディのスリムさをスポイルしないサイズへと小型化している。
詳細な製品レビューについては後日掲載する。
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