タッチパネル搭載の12.5倍ズーム“オールインワン”コンパクト「OLYMPUS SH-21」
オリンパスがコンパクトデジカメ「OLYMPUS SH-21」を発売する。スリムなボディに24ミリからの12.5倍ズーム、タッチパネル液晶、フルHD動画、マジックフィルターなどさまざまな要素を詰め込んだ「オールインワン・カメラ」だ。
オリンパスは11月10日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS SH-21」を11月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万5000円前後。
スリムなボディに24ミリからの光学12.5倍ズームレンズ(35ミリ換算24〜300ミリ)、タッチパネル液晶、フルハイビジョン撮影機能、マジックフィルターなどさまざまな要素を詰め込んだ、旅行やイベントに適した「オールインワン・カメラ」(同社)。
撮像素子には有効1600万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載しており、CMOSセンサーの高速性を生かした各種の連写合成撮影機能を利用できる。
フル画素での最大7コマ/秒の高速連写のほか、1回のシャッターで4枚を連写合成してノイズを低減する「手持ち夜景モード」や、露出を変えながら撮影した画像を重ね合わせてダイナミックレンジを拡大する「HDR逆光補正モード」、カメラを一振りするだけで360度パノラマを撮影できる「ひとふりパノラマ撮影」などが用意されている。
デジタルフィルター「マジックフィルター」には、ポップ/ピンホール/フィッシュアイ/スケッチ/ウェディング/ロック/水彩/クリスタル/ミラー/ミニチュアの全10種類を搭載しており、クリスタル以外は動画撮影時にも適用できる。3D対応テレビなどで楽しめる3D静止画(MPO形式)も撮影可能だ。
ユニークな機能としては、シャッターを押した前後(前3秒/5秒/7秒、後3秒/0秒)を自動的に動画で記録する「回想フォト撮影」機能を搭載しており、シャッターチャンスの前後を動画で振り返るといった楽しみ方もできる。
動画についてはMPEG-4/AVC H.264によるフルハイビジョン動画を撮影できる。手ブレ補正はセンサーシフト式と高感度撮影(最高ISO3200)を組み合わせた「DUAL IS」方式。背面液晶は3型(46万画素)のタッチパネル液晶。本体サイズは105.4(幅)×59.4(高さ)×30.6(高さ)ミリ、184グラム(撮影時重量)。
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