タフネス性能アップ、GPSモデルはロガー60時間利用OK 「PENTAX Optio WG-2/WG-2 GPS」
ペンタックスからタフネス性能を高めた「PENTAX Optio WG-2/WG-2 GPS」が登場。GPS搭載モデルは省電力化した新モジュールでGPSロガーが60時間利用できる。
ペンタックスは2月8日、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio WG-2」「PENTAX Optio WG-2 GPS」を3月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はPENTAX Optio WG-2が3万円台半ば、GPSを搭載したPENTAX Optio WG-2 GPSが4万円前後。
防水/防じん/耐衝撃/耐低温のタフネス性能を備えた「PENTAX Optio WG-1/WG-1 GPS」の後継モデルで、防水性能は水深12メートルで連続2時間の撮影が可能と高められたほか(WG-1は水深10メートル)、対衝撃性能も1.5メートル(同1.2メートル)とこちらも高められた。IP6X(JIS保護等級6)相当の防じん性能、マイナス10度の低温環境でも動作する耐寒性能、100kgfまでの荷重に耐える耐荷重構造は既存モデルを踏襲する。
撮像素子は1/2.3型 有効1400万画素CCDから1/2.3型 有効1600万画素 裏面照射型CMOSセンサーとなり高感度撮影に強くなったほか、高速読み出し可能なCMOSセンサーの特長を生かした、高速連写と重ね合わせによる手持ち夜景モードも搭載した。また、MPEG−4 AVC/H.264による1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影機能や120fspのハイスピード動画撮影機能も備えている。ちなみにハイスピード動画は音声も録音・再生される。
レンズ周囲に用意されたLEDは5灯から6灯へと増加。WG-1に用意された、1センチまで接近できるマクロ撮影機能とデジタルズームを複合させた「デジタル顕微鏡」ではより均一な光を投射できる。また、自分撮りの際に検出した顔がフレームインしているかを前面LEDライトで教えてくれる「自分撮りアシスト」や、本体電源OFF時に単純な照明としてLEDを利用する(本体回路は通電しないため電池寿命も確保できる)LEDライトモードなど、LEDを利用した機能も多数用意されている。
PENTAX Optio WG-2 GPSに搭載されているGPSは、GPSモジュールを新型とすることでコールドスタート時の測位時間を短縮したほか、省電力化を進めることでGPSロガーとして利用する際には、最大60時間のログ保存が可能となった(15秒間記録時)。
レンズは35ミリ換算28〜140ミリ相当の光学5倍ズームレンズで、画質劣化を抑えたままズームを行う「インテリジェントズーム」では1008ミリ相当の超望遠撮影も行える。手ブレ補正は電子式で、撮影時に最高ISO6400までISO感度を高めることでブレを抑制する「高感度ぶれ軽減モード」も用意されている。
背面の液晶は16:9ワイドの3型(46万画素)で、上下左右170の視野を持つ広視野角タイプ。外交の反射を押さえるARコーティングも施されている。本体にはHDMIマイクロ端子が用意されており、撮影した写真や映像をテレビで楽しむこともできる。そのほか、電源OFF時でも液晶画面で時刻を確認可能な「スタイルウオッチ」機能や、Eye-Fi連動機能も備える。
本体サイズは122.5(幅)×61.5(高さ)×29.5(奥行き)ミリ、約194グラム(WG-2)、約198グラム(WG-2 GPS いずれもバッテリー、メモリーカード含む)。
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