カシオ、補正効果5段の手ブレ補正 18倍ズームレンズの「EX-ZR700」
カシオ計算機の「EX-ZR700」は、光学18倍ズームにシャッタースピード5段分の手ブレ補正を搭載。遠くても夜景もブレない。
カシオ計算機は1月29日、コンパクトデジタルカメラ“EXILIM”「EX-ZR700」を3月8日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
サクサク撮影をうたう“ハイスピードエクシリム”の新モデルとして投入するモデル。高速起動や高速オートフォーカス、短い撮影間隔といった撮影時の軽快な動作を引き継ぎながら、35ミリ換算25〜450ミリ相当の光学18倍ズームのレンズを搭載。加えて手ブレ補正機能も強化した。
手ブレ補正機構はレンズシフト式の光学手ブレ補正と、連写した画像をカメラ内で合成する補正を組み合わせることで、シリーズ過去最高となる「シャッタースピード換算約5段分」の手ブレ補正効果を実現している。連写中にも動く被写体にピントを合わせ続ける「AF連写」は、最大5fps、最大30枚の連写に対応する。
撮像素子は1/2.3型 有効1610万画素CMOSセンサーで、画像処理エンジンに処理速度が向上した「EXILIM エンジン HS Ver.3」を組み合わせることで起動時間1.4秒、レリーズタイムラグ0.016秒、AF合焦時間0.18秒、撮影間隔0.26秒をうたう。RAW(DNG)形式のでの撮影も行える。
ストロボは「EX-ZR300」や「EX-ZR1000」とは異なるポップアップ式となり、背面には3型(92万画素)液晶を搭載する。液晶画面は、撮影時に画面の一部に撮影後の画像を表示する新機能の「ミニレビュー表示」も見やすく表示する。バッテリーは「EX-ZR300」と同じNP-130を採用。PCやスマートフォンにWi-Fi経由で撮影データを転送できる無線LAN機能付きメモリーカードの「FlashAir」「Eye-Fi」にも対応している。
サイズは107.4(幅)×60(高さ)×30.7(奥行き)ミリ、約222ミリ(バッテリー、SDメモリーカード含む)。カラーはホワイト、ブラック、ブラウン、ピンクの4色を用意する。
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