Wi-Fi搭載の「クラス最薄」8倍ズーム キヤノン「IXY 110F」
キヤノンがWi-Fiを搭載しながら「クラス最薄」を実現した8倍ズームコンパクトデジカメ「IXY 110F」を発売する。
キヤノンは1月29日、コンパクトデジタルカメラ「IXY」の新製品として、光学8倍ズームレンズを搭載した薄型モデル「IXY 110F」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万3000円前後。
35ミリ換算28〜224ミリの光学8倍ズームレンズを搭載しながら厚さは20.6ミリと既存の8倍ズームモデル「IXY 600F」より薄くなり、「光学8倍ズームレンズ搭載コンパクトデジカメにおいては世界最薄」(同社)を実現している。撮像素子には1/2.3型 有効1600万画素CCDを搭載し、画像処理エンジンには「DiGiC 4」を組み合わせる。
スリムモデルながらWi-Fi機能も搭載しており、Wi-Fiを利用してスマートフォンやタブレットへ画像を転送できるほか、同社運営の「CANON iMAGE GATEWAY」を経由することで、FacebookやTwitterといったソーシャルサービスや、登録した自宅PC転送へのなども行える。
フルオート撮影機能「こだわりオート」は32のシーンを自動認識するほか、シーンに応じた適切なブレ補正を自動的に行う「マルチシーンIS」も備える。新たな撮影機能としては、静止画とシャッターを切る前の約4秒間を動画で静止画と同時に撮影する「プラスムービーオート」を搭載する。
無操作状態が続くと液晶輝度ダウン、さらに続くとセーブモードに入る「エコモード」により、バッテリー消費を押さえる仕組みも導入されている。背面液晶は3型。本体サイズは95.4(幅)×56(高さ)×20.6(奥行き)ミリ、約133グラム(バッテリー及びメモリカード含む)。カラーはシルバー、レッド、ピンクの3色を用意する。
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