ソニー、XAVC S録画に対応した「α5100」
ソニーがEマウント採用のミラーレスカメラ「α5100」を発売する。上位モデルと同等のセンサーを採用しながら小型ボディを維持している。
ソニーは8月19日、Eマウント採用のミラーレスカメラ「α5100」を9月5日より販売開始すると発表した。ボディ単体(ILCE-5100、ブラックのみ)のほか、電動ズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」を組み合わせたパワーズームレンズキット(ILCE-5100L)、望遠ズーム「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」も組み合わせたダブルズームレンズキット(ILCE-5100Y)が用意された。
カラーバリエーションは従来からのブラックとホワイトに加え、ブラウンが加わった。いずれも価格はオープンで、実売想定価格はILCE-5100が5万5000円前後、ILCE-5100Lが7万円前後、ILCE-5000Yが9万円前後(すべて税別)の見込み。
AFは上位モデル「α6000」の位相差検出方式(179点)とコントラスト検出方式(25点)を利用するファストハイブリッドAFを継承しつつ、EVFやホットシューなどを省いたボディは「α5000」をほぼ踏襲する。自分撮りも簡単に行えるタッチ対応180度チルト可動式液晶モニターは、3型/46万画素から3型/92.1万画素に向上している。
センサーサイズはAPS-Cで、有効約2430万画素のCMOSセンサーを搭載する。最高感度はISO16000からISO25000に引き上げられたほか、連写速度は2.5コマ/秒から最高6コマ/秒に増加した。また、XAVC Sフォーマットの動画記録に対応し、50Mbpsで1080/60pの動画撮影が可能になった。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-I対応)、メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオ/XC-HGデュオに対応する。バッテリーはNP-FW50で、撮影可能枚数はCIPA規格準拠で約400枚。
本体サイズは109.6(幅)×62.8(奥行き)×35.7(高さ)ミリ、重量は約224グラム(本体のみ、メディアやバッテリー込みで約283グラム)。
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