Eyefiクラウドサービスの“自動タグ付け”機能、スマートタグ提供開始
アイファイジャパンが、Eyefi Mobiカードの購入者などに提供している写真ストレージサービス「Eyefiクラウドサービス」で、新機能のスマートタグの提供を開始した。
アイファイジャパンが5月8日、Wi-Fiを搭載したSDHCカード「Eyefi Mobi Pro 32GB」などで利用できる「Eyefiクラウドサービス」の新機能、スマートタグが利用可能になったことを発表した。
Eyefiクラウドサービスは、アイファイジャパンが年額5000円で提供する、容量無制限の写真用ストレージサービス。過去に撮影した写真も含めて、自分が持つ写真ライブラリーをすべて預けることが可能で、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真を一元管理できるのが特徴だ(RAWファイルは新規にカメラで撮影したもののみ)。
このクラウドサービスの新機能として、4月後半から提供が予定されていたのが、スマートビュー(Smart View)という写真の検索機能と、写真の内容を解析して、自動的にタグ付けを行うスマートタグ(Smart Tag)機能だ。
スマートタグ機能は、米スタンフォード大学で研究されてきたエンジンを利用した独自のもので、写真の内容から10種類のカテゴリー(動物、ネイチャー、イベント、食べ物など)を推測し、カテゴリーに用意されている80種のサブカテゴリーのキーワードを自動的にあてはめ、写真と紐付ける。これまではユーザーがしなくてはいけなかった面倒なタグ付け作業をすべて字度で行ってくれる訳だ。
タグ付けされた写真は、あとからスマートビューを使って簡単にまとめて表示できるほか、あらかじめスマートビューを設定しておけば、後からタグ付けされた写真も該当するものがスマートビューに格納される。
すでにEyefiクラウドサービスを利用中なら、app.eyefi.comの「アカウント」画面で「Eyefiクラウドによる自動タグ付けを許可するか 設定を変更 する」をクリックして、「スマートタグを有効にする」をクリックすればいい。一定時間経過後にメニューから「タグ」画面を開くと、写真に自動的にタグが付くようになる。
このほか、「最も多い設定」「最も多い撮影時間」などの統計情報を確認できるサービスもスタートした。
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