Fujisan.co.jpは、震災による配送遅延対策として「正論」「サイゾー」など十数誌の定期購読者に対し、電子版を無償で配布する。
富士山マガジンサービスは3月22日、同社が運営する雑誌専門のオンラインストア「Fujisan.co.jp」で、雑誌の定期購読者を対象に電子版の無償配布を同日から行うことを明らかにした。「正論」「サイゾー」など十数誌が参加を表明している。
東北関東大震災の影響で、全国的に定期購読雑誌の配送遅延が見込まれることを受けての施策。対象となる雑誌の定期購読者は、紙の雑誌の発売日と同時に電子版を読むことができるようになる。
同社によると、今回の無償提供はあくまで定期購読者がタイムリーに記事を閲覧できる環境を提供することが目的だとしており、今後電子雑誌の販売を前提とするものではないとし、無償配布される期間も、今後の状況に合わせて、各社と協議の上決定するとしている。
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