小学館は、ビック3誌(ビッグコミック、ビッグコミックオリジナル、ビッグコミックスペリオール)に掲載されている作品を電子書籍化、iPhone/iPad向けのストア型アプリとして提供開始した。
小学館は3月25日、同社が青年向け漫画誌として刊行しているビック3誌(ビッグコミック、ビッグコミックオリジナル、ビッグコミックスペリオール)に掲載されていた名作漫画を電子書籍化、iPhone/iPad向け電子書籍ストア型アプリ「ビッグコミックス」として配信開始した。価格は無料。
第1弾として用意された作品は、「医龍」「あずみ」「HEAT -灼熱-」「サラ忍マン」「黄昏流星群」「弁護士のくず」「ビッグウイング」「土佐の一本釣り」の8作品。1〜2巻がアプリ内課金の仕組みを利用して購入可能となっており、各巻450円。なお、「諸般の事情により、すべての巻数を配信できない場合がある」と注意書きがある。
同社は「BIG COMIC スピリッツ」「少年サンデー for iPhone」など雑誌ごとにアプリを分けて提供する傾向がある。ユーザーからすれば1つのストア型アプリで小学館の全作品が購入できる方が都合がよいと思われるが、今回も個別のストア型アプリとして提供することになった。
今後、「おーい!竜馬」「マネーの拳」など人気タイトルを順次リリース予定としている。
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