往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、ソニーが2010年に国内市場へ投入した電子ペーパー採用の電子書籍端末「Reader」の5型モデルを取り上げる
ソニーがLIBRIeの生産終了から3年後となる2010年に国内市場へ投入した電子ペーパー採用の電子書籍端末の5型モデル。すでに北米向けに発売されていた製品を日本向けにローカライズしたもので、EPUBのほかXMDFの表示にも対応、さらに縦書きもサポートする。
同時に発売された上位モデルのReader Touch Edition(PRS-650)とは画面サイズが異なるほか、SDおよびメモリースティックDuoスロットがない点、また音楽再生機能が省かれている点が異なる。
実効解像度584×754ドットのE Inkの電子ペーパーは同時期に販売されていたKindle keyboardにも採用されている「Pearl」だが、Kindle Keyboardとは異なりタッチ操作に対応しており、指先のほか付属のタッチペンでも操作が行える。ネット接続機能は持たず、PCで購入したコンテンツを転送する必要がある。カラーはシルバー、ピンクのほか、日本オリジナルのブルーの計3色が用意される。
2011年6月のアップデートで新たに.book形式の閲覧に対応した。
| メーカー | ソニー |
|---|---|
| 国内発売時期 | 2010年12月 |
| 発売時価格 | 1万9800円 |
| 専用/汎用 | 専用 |
| OS | 独自 |
| OSバージョン | 3.0.02.07100 |
| サイズ(※最厚部) | 104.6(幅)×145.4(奥行き)×9.2(厚さ)ミリ |
| 重量 | 約155グラム |
| 解像度 | 600×800ドット |
| ディスプレイ | 電子ペーパー(E Ink) |
| カラー/白黒 | モノクロ16階調 |
| 画面サイズ | 5インチ |
| 通信方式 | なし |
| Bluetooth | なし |
| 内蔵ストレージ | 約2Gバイト(使用可能領域:約1.4Gバイト) |
| メモリカードスロット | なし |
| バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 約1万ページ、約14日間 |
| タッチ操作 | 対応 |
| 対応フォーマット | XMDF、EPUB、PDF、TEXT、JPEG、GIF、PNG、BMP、.book |
| コネクタ | USB(microB) |
| 電子書籍ストア | Reader Store |
| そのほか | - |
| 最終更新日2013年5月14日 | |


ホーム画面。上段には前回閲覧したコンテンツ、中段には書籍一覧、下段にはメニュー切り替えタブなどが並ぶ(写真=左)/コンテンツの一覧。日付順、タイトル順、著者名などでソートが可能。これはサムネイルで表示したところ(写真=中央)/コンテンツを表示したところ。ページめくりは画面のフリックか、もしくは下部のボタンで行う(写真=右)
「さぁ読むぞ」と構えなくていい読書ツール――ソニーの「Reader」
非対応でも気にしない! Macでソニー「Reader」を使おう【自炊編】
非対応でも気にしない! MacでReaderを使おう【お取りよせ編】
ソニーが「Reader」を2機種投入、国内eBook市場に再参戦
板状のeBook端末「Reader」をなめるように触ってみた
Sony Reader、その使い勝手を試す(ソフトウェア編)
ソニー、電子書籍リーダーの新モデル発表 日本でも発売へ
LIBRIe EBR-1000EP――ソニー
GALAXY Tab SC-01C――Samsung電子
XOOM Wi-Fi TBi11M――MOTOROLA
Words Gear(ワーズギア)――パナソニック
ΣBook(シグマブック)――パナソニック
FLEPia(フレッピア)――富士通フロンテック
Kindle 2――Amazon.com
Kindle 3G+Wi-Fi、Kindle Wi-Fi――Amazon.com
Kindle DX――Amazon.com
iPad――AppleCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.