これまでどちらかといえばDRM肯定派として有名だった米電子書籍制作大手のOverDriveが、図書館向け電子書籍配信で“DRMフリー”を推進する。
米電子書籍制作大手のOverDriveは6月15日(現地時間)、同社が図書館業務向けに提供している電子書籍配信プラットフォームで、今後は“DRMフリー”な電子書籍を推進していくことを発表した。
この発表によると、米国の図書館利用者の間では電子書籍への需要が急増中で、同社プラットフォームもそれらに対応するため、大幅な刷新/改良を検討しているという。中期目標として、複数フォーマットによる混乱の解消、Kindleとの連携などが予定されており、さらに“DRMフリー”の電子書籍を推進していくことに決めたという。
OverDriveは図書館業界向けの電子書籍プラットフォーム大手で、どちらかといえばDRM肯定派として有名だったが、今後はそれが一転し、DRMフリーでのサービス提供へ移行していくようだ。
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