端末へダウンロードした電子書籍にはDRMが掛かっていますので、バックアップコピーや移動はできません。ただ、購入した作品に有効期限などはないので、クラウド上から何度でもダウンロードできます(☆+0.5)。端末の故障によるファイル紛失などを心配しなくてもいいというのは、素晴らしいことだと思います。
評点:☆3.5
ラインアップの点数が低いですが、これは本特集の中で扱ってきた電子書店との相対的な比較でこうなっているだけで、スタートしたばかりの電子書店としては申し分のない数を揃えてきたと思います。
既に紙書籍で強力な販売力を持っているAmazonの影響力は、電子書籍でもいかんなく発揮されることは想像に難くありません。さすが米国でしっかりと実績を積み重ねてきただけのことはあります。ラインアップ以外では日本語対応部分が少し心配だったのですが、使ってみた範囲ではまった問題ないようです。「黒船」と恐れられた、電子書店の大本命といったところでしょう。
フリーライター。ブログ「見て歩く者」で、小説・漫画・アニメ・ゲームなどの創作物語(特にSF)、ボカロ・東方、政治・法律・経済・国際関係などの時事問題、電子書籍・SNSなどのIT関連、天文・地球物理・ロボットなどの先端科学分野などの分野について執筆。ブクログのパブーで電子書籍『これもうきっとGoogle+ガイドブック』を販売中。
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