ニュース
IFA 2012で披露された次世代E Ink技術
ドイツで開催されたエレクトロニクスショー「IFA 2012」では次世代E Inkの一部が披露された。さまざまな広がりを見せようとしている電子ペーパーの最前線を動画で確認してほしい。
ドイツのベルリンで開催されたエレクトロニクスショーの「IFA 2012」では次世代E Inkの一部が披露された。その中には、米Pixel Qiが昨年披露したような高フレームレートで動作するものもある。また、NOOK Simple Touch with GlowLightや登場がうわさされるフロントライト付きKindle(Amazon Kindle Glow)に代表されるフロントライト付きE Inkディスプレイの供給も進みそうだ。
この動画は英語だが、動画の中では数々の次世代E Ink技術が紹介されているので、見るだけでも方向性がつかめるはずだ。
関連記事
- 次世代KindleはフロントライトE Inkディスプレイ搭載か
AmazonのKindleが次世代モデルでフロントライト電子インクディスプレイを搭載する可能性が出てきた。Oy Modilisの買収で得られた技術が、青白く柔らかい光を放つKindleの登場につながりそうだ。 - E Ink、SiPix Technology買収へ
世界最大の電子ペーパーディスプレイサプライヤーであるE Ink HoldingsがSiPixの発行済み株式過半数を取得する形で買収を発表。E Inkをあらゆるスマートデバイスに搭載する戦略をさらに推し進める。 - Freescale、動画再生を表示するE Inkディスプレイを披露
E Inkディスプレイ上で動画を再生――一昔前なら一笑に付されたものだが、技術の進歩により、それが可能になりそうだ。このことは、電子書籍リーダーの市場価値を高めるかもしれない。 - LG Display、プラスチック製の電子ペーパーディスプレイを供給開始
韓国LG Displayは、40度角の折り曲げまで対応する電子ペーパーディスプレイの量産を開始した。 - ディスプレイ技術の行く先はここか――Corning、A Day Made of Glass 2をリリース
スマートフォンやタブレットをお使いの方であればゴリラガラスという強化ガラスはよく知るところかもしれない。そのメーカーである米Corningはその可能性を示す動画を公開している。 - Mirasolディスプレイ採用機運が高まる
台湾のKoobeがMirasolディスプレイを搭載した電子書籍端末「Jin Yong Reader」を台北国際ブックフェアで発表した。Mirasolディスプレイを搭載する電子書籍端末はこれで4機種目。 - Samsung、エレクトロウェッティングディスプレイを搭載した電子書籍リーダーを2013年に販売
Samsungは、2013年からエレクトロウェッティング(液滴駆動)ディスプレイの大量生産を開始する。電子インクベースのディスプレイを大きく改善することが期待される注目の技術だ。 - Samsung、弾力性があり透明なタブレットのコンセプトを披露
Samsungは、フレキシブルAMOLEDを搭載したデバイスを2012年に発売するつもりのようだ。未来の姿がそこにある?
関連リンク
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。