特集
2004/04/30 22:00 更新

dev Java
特集:第1回 いまから始めるEclipse−Windows、Linux対応機能ガイド (9/11)


サンプルプログラムの実行

 コードの記述が完了したら、さっそく動作させてみよう。今回は以下のようなサンプルプログラムを作成してみた。引数の有無によってコンソールに表示する文字列が変わるだけの単純なプログラムだ。


// 引数の内容を表示するプログラム
public class HelloClass {
    public static void main(String[] args) {
        if (args.length == 0) {
            System.out.println("Hello, World!");
        } else {
            System.out.println(args[0]);
        }
    }
}

 プログラムの実行は、メニューから「実行」→「次を実行」→「Java アプリケーション」を選択すればよい。実行すると「Hello, World!」とコンソールビューに表示されるはずである。また、引数を与えて実行したい場合には「実行」→「実行...」をクリックする。

 実行ウィンドウが表示されるので、カテゴリから実行したいクラス名を選択し、「引数」タブをクリックする。引数として渡す値を指定して「実行」ボタンをクリックすると、コンソールビューには指定した引数の文字列が表示される。

デバッグ機能の効果

 デバッガを使用するには、任意のステップでエディタの左端をダブルクリックし、ブレークポイントを設定する。その後、メニューから「実行」→「次をデバッグする」→「Java アプリケーション」を選択すればよい。また、「実行」→「デバッグ...」を選択することで、実行する際と同様に引数の指定なども可能である。

 デバッグを開始すると「デバッグパースペクティブ」が表示される。デバッグ中は、ブレークポイントが仕掛けられたポイントまでは通常通りに実行され、ブレークポイントから先ではステップ実行や変数に格納されている値の確認、式の評価などが行える。なお、ステップ実行の際には「F5」〜「F7」キーを、次のブレークポイントへの移動には「F8」キーを使用する。

 ここまでの一連の流れで、プロジェクトの作成からデバッグまでの基本的な解説を終えた。慣れないうちはその多機能さから操作に戸惑うことがあるかもしれない。しかし、Eclipseを使いこなせるようになることで、これまでよりも容易に開発を行っていくことができるはずである。

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[萩原 充,ITmedia]

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