ネットワークセキュリティ企業の米CyberGuardは8月9日、ファイアウォールベンダーSecure Computingに対する買収提案の取り下げを発表した。敵対的買収計画の推進を見合わせることにしたという。
同社は先月、Secure Computingに1対1の株式交換による買収を提案し、Secure Computing側の反発を受けている。
CyberGuardのパット・クローソンCEOは、「市場、顧客、従業員、株主にとって最良の利益につながる買収提案を、Secure Computingの取締役会によって拒否されたのは残念だが、現時点では、これ以上、この件を推し進めることはしない」との談話を発表した。
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