ぷらっとホーム、HAクラスタソフトの販売を開始

ぷらっとホームは10月12日、HA(High Availability)クラスタソフトに特化したソフトウェアベンダーのRoseDatasystemsと販売代理店契約を締結、同社のソフト「RoseHA」の販売を10月15日から開始することを発表した。

» 2004年10月13日 23時25分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 ぷらっとホームは10月12日、HA(High Availability)クラスタソフトに特化したソフトウェアベンダーのRoseDatasystemsと販売代理店契約を締結、同社のソフト「RoseHA」の販売を10月15日から開始することを発表した。

 「RoseHA」は、RAIDをHAクラスタ化することでシステム全体の可用性を高めるもの。通常時は、2台のサーバのうち一方が稼動しサービスを提供する。その間、もう一方のサーバはハートビートライン(編注:ネットワーク上のノードが正常に稼動していることを外部に知らせるために、自ら発信する信号のこと)を介して双方の状況を連絡しつつ、待機状態となっている。しかし、障害発生時は、サービスの機能を即時に待機状態のサーバへと切り替えることで、クライアントは、サーバがダウンしたことを意識することなく、そのままサービスを利用可能となる。同製品で対応するアプリケーション(エージェント)には、Oracle 8.1/9i、MySQL、PostgreSQL、Apache、Sendmail、Qpopper、NFS、FTP、SMBなどがある。

 同製品の特徴としては、HAデーモンを二重化することで、単一点障害を回避しているほか、ハートビートラインを冗長化している点などが挙げられる。

 対応OSは、SUSE LINUX Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linux、Solaris(sparc版)、Windows 2000/2003 Server。価格は、エージェントがSendmailの場合60万600円、それ以外については、67万2000円(いずれも初年度保守費込み)。Solaris版は要問い合わせ。

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