米Cisco Systemsは10月21日、ネットワークアクセス制御製品開発企業Perfigoを買収する計画を発表した。ワームやウイルスがネットワークに与える脅威が拡大する中、対応を強化する一環となる。
Perfigoの「CleanMachines」では、ユーザーとそのデバイス・役割を認識し、エンドポイントのセキュリティ状況を評価して脆弱性を検出、そのネットワークのポリシーに準拠させる。中小企業にとって魅力的な製品となっているほか、教育機関でも広く導入されていることから、これによってCiscoが提供するエンドポイントポリシー遵守プログラム「Network Admission Control」 (NAC)の拡大が図れると説明している。
合意に基づきCiscoは現金約7400万ドルをPerfigoに支払う。来年1月までに買収完了の見通し。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.