データコントロール、フォレンジックサーバアプライアンスを販売

データコントロールは、レーザーファイブのフォレンジックサーバアプライアンス「TrueWitness」を販売する。

» 2004年10月26日 22時21分 公開
[ITmedia]

 データコントロールは10月26日、レーザーファイブが開発したフォレンジックサーバアプライアンス「TrueWitness」を販売すると発表した。

 TrueWitnessは、ネットワークを通過する99.9%以上のパケットを記録し、ネットワークの利用状況についての事後解析を可能にする製品。電子メール本文、添付ファイル、ヘッダー情報を再現したり、Webサイトの閲覧、掲示板への書き込みを記録・監視・解析できる。同製品は、アプライアンスとして提供されるため、既存のネットワーク環境を変更することなく、導入できるのも特徴だ。

 通信記録を残しておくことで、情報漏えいが発生した時に「いつ・誰が・何を・どのようにして」漏えいしたかの被害状況を調査でき、証拠として利用できる。また、記録していることを従業員に周知すれば、抑止効果にもつながる。

 価格は、146GバイトのHDDを搭載したタワー型の「TrueWitness Basic」が241万5000円、HDD146Gバイト×4(RAIS5)およびLTO1を搭載したラックマウント型の「TrueWitness Enterprise」が588万円となる。Enterprise版はカスタマイズにも応じる。

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