NEC、オフィス向けの1TバイトNASとNAS対応セキュリティソフト強化を発表

日本電気は、オフィス向けの1Tバイト搭載大容量NASの発売と、NAS対応セキュリティソフト「ServerW@ll」の対応強化を発表した。

» 2005年02月03日 16時11分 公開
[ITmedia]

 日本電気は2月3日、1Tバイト搭載の大容量NAS「iStorage NS44P」を発表、2月10日より発売する。価格は49万8000円より。また、NAS対応セキュリティソフト「ServerW@ll Ver3.0」のiStorageシリーズへの対応も同時に行なわれる。価格は30万円。

photo iStorage NS44P

 iStorage NS44Pは 250GバイトのSerial ATA HDDを4台内蔵するミニタワー型筐体採用のNASで、CPUにはXeon 3D GHz、PC2700 DDR SDRAM 512Mバイト(最大4Gバイト)を搭載、OSとしてWindows Storage Server 2003をプリインストールする。RAID0/1/5に対応し、1Tバイトのスパンボリュームとして扱えるほか、750Gバイト(論理容量698.5Gバイト)のRAID5ボリュームとしても認識させることが可能となっている(出荷時構成はRAID5)。

 ギガビットイーサに対応、インタフェースは10/100/1000BASE-T ×1。本体サイズは292(幅)×453(奥行き)×683(高さ)ミリ、重量は25キロ。

 iStorage NS44Pの発売に合わせて、同社発売のNAS対応セキュリティソフト「ServerW@ll Ver3.0」の拡充も行なわれる。Windows Storage Server 2003をサポートしiStorage NSシリーズに対応するほか、「SERVERW@TCH」「InfoCage/ファイル暗号」とiStorage NSとを組み合わせることにより、共有ファイルからのデータ持ち出しの防止やデータ改ざんの禁止、NASに格納されたファイルの暗号化など、各種セキュリティ対策の強化を可能としている。

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