ソフトバンクBB、米Softricityのアプリケーション管理プラットフォームを発売

ソフトバンクBBは、米Softricityのアプリケーション管理プラットフォーム「SoftGrid」を発売した。

» 2005年02月14日 22時45分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクBBは2月14日、米Softricityと日本国内における販売代理店契約を結び、次世代型アプリケーション管理プラットフォーム「SoftGrid Platform」を同日付で発売すると発表した。

 SoftGridはアプリケーションをクライアントに直接インストールせずに、必要に応じてサーバからクライアントに配信する製品。デスクトップアプリケーションを仮想化し、サーバ側で一元管理することで、アプリケーションの利用権限やバージョン、利用状況の管理を容易にし、企業システムの管理コストを削減できる。SoftGridは米国と欧州を中心に200社以上の導入実績があるとしている。

 またソフトバンクBBではSoftGridを利用して、法人向けソフトウェアASPサービスの提供を予定しているという。

 ソフトバンクBBはSoftricityと共同でエンドユーザーへのマーケティング活動を行うとともに、日本法人の設立も検討しており、設立後の顧客サポートや製品の日本語化などを視野に入れている。

 SoftGrid Platformの価格は「SoftGrid Starter Packs」(SoftGrid Server、Sequencer、20クライアント分のライセンスを含む)が250万円、そのほか「SoftGrid Servers」が195万円から、「SoftGrid Sequencer」が59万円など。出荷開始は3月の予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ