デル、個人情報保護法施行に向けセキュリティソリューションを拡充

デルは、個人情報保護法対策などの「統合セキュリティ・ソリューション」を提供すると発表した。DPSの新メニューとして提供する。

» 2005年02月15日 21時20分 公開
[ITmedia]

 デルは2月15日、顧客のニーズに応じて選択・導入できる「統合セキュリティ・ソリューション」を提供すると発表した。デル・プロフェッショナル・サービス(DPS)の新メニューとして提供する。

 顧客のセキュリティレベルに応じて導入できるポイント別の対策ソリューションおよび、短期セキュリティ診断サービスで構成する。 「ポイント別ソリューション」は、セキュリティポリシーが既に明確になっている顧客向け。ニーズに応じて選択・導入できるのが特徴という。ヒヤリングを行い、現状の対策で不足している部分に対して、最適なメニューを提案する。

 デルでは、重要データへのアクセスまでのプロセスをフレームワーク化して整理しており、「本人確認」「職務分掌と権限付与」「データ/ログ保存、管理と監査」「脆弱性管理」、eラーニングによる「セキュリティトレーニング」といった項目で提供する。

 「対策短期セキュリティ診断サービス」は、個人情報保護法に対応したポリシーの策定からシステム構築までを支援するもの。DPSの情報セキュリティコンサルタントが、ITシステムの環境、個人情報データの管理状況、業務システムの詳細をヒヤリングして、現状のセキュリティレベルを診断・評価。診断・評価にかかる時間は、最短で2週間としている。その後、経産省ガイドラインにそって、最適なソリューションや、長期的なセキュリティ対策ロードマップを提案する。

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