日本電気、「NX7700iシリーズ」でRHEL4にいち早く対応

NECは、同社の「NX7700iシリーズ」でRHEL4とダンプ解析などのサポートサービスをセットにした製品を発表した。

» 2005年02月17日 15時00分 公開
[ITmedia]

 日本電気(NEC)は2月17日、Itanium 2を搭載したエンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」で、Red Hatが先日発表した「Red Hat Enterprise Linux 4」と障害発生時のダンプ解析などの原因調査や問題解決方法の提示などを行うサポートサービスをセットにした「Linux拡張サービスセット(NX7700i用)」を発表、同日より販売を開始した。

 同製品は、「NX7700iシリーズ」のOSとして「Red Hat Enterprise Linux4」を利用する際に、障害発生時のダンプ解析・問題解決やアップデートモジュールの提供などのサポートサービスをセット化して提供するもの。

 NECは2004年9月、Linuxを用いた基幹システム向けソリューションを「NEC エンタープライズLinuxソリューション for MC」と称して、SI、サポート・サービス、プラットフォームの3つの軸から強化を図ることを発表している(関連記事参照)。今回の新製品はその中のサーバ・プラットフォームの強化を目的としたもの。

 今回の発表以外にも、サーバ構成管理ソフトウェア「SystemGlobe GlobalMaster」、クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」などのVALUMOウェアや、データベースとして「Oracle Database 10g」などのミドルウェアの「Red Hat Enterprise Linux 4」への対応を早期に進めていく予定。

 価格は、4CPUモデルの場合で年額60万円から。出荷開始時期は4月8日から。

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