NTT Com、完全アウトソーシングの「HDD暗号化マネジメントサービス」

NTT Comは、ノートPCの盗難や紛失による情報漏えいを防止するアウトソーシングサービス「HDD暗号化マネジメントサービス」を3月から開始する。

» 2005年02月22日 16時09分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ノートPCの盗難や紛失による情報漏えいを防止するアウトソーシングサービス「HDD暗号化マネジメントサービス」を3月から開始する。

 HDD全体の暗号化、起動時の認証、スクリーンセーバなどのセキュリティポリシーの強制適用から、パスワード忘れに対するヘルプデスク対応やサーバの監視・保守、障害復旧といった運用までを、完全アウトソーシングの形で提供するサービス。

「HDD暗号化マネジメントサービス」イメージ 「HDD暗号化マネジメントサービス」イメージ

 NTT Comの運用監視センターと社内LANをVPNでネットワーク接続し、暗号化やセキュリティ基準がすべての端末に適用されているかNTT Comが管理する。申し込みから1カ月半で情報漏えい対策のシステムが構築でき、導入費用も自社で構築する場合に比べて、導入費用で95%、運用費で50%のコスト削減が行えるとしている(1000端末の場合)。

 同サービスを利用するには、NTT Comのデータセンターと顧客のLANを結ぶ回線が必要となるほか、事前にユーザー情報とマシン情報をNTT Comへ提供する必要がある。価格は、初期費用が99万8000円からで、月額費用として1ID当たり506円のほか、マネージドサービス料の22万5000円からがかかる。

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