シーイーシーは「.NETソリューションセンター」を開設すると発表した。
シーイーシーは5月16日、マイクロソフトが推進するWindows NT Server/Windows 2000 Serverなどの旧システムで動作する、ソフトウエアを.NET環境へ移行するサービスを手掛ける「.NETソリューションセンター」を5月17日に開設すると発表した。
同センターでは.NET技術者が不足しているISV向けに、既存パッケージソフトウエアの.NET環境へのマイグレーションのほか、マイグレーション後のパッケージの保守、サポート支援サービスを提供する。
また、エンドユーザー向けにメインフレームやオープン系システムから.NET環境へのマイグレーションや、Windows NT Server環境から.NET環境へのマイグレーション、マイグレーション後の保守サポート、.NET対応アプリケーションの開発支援サービスを提供する。
特に、エンドユーザー向けのサービスにおいては、ユーザー企業が持つ既存の情報資産を最大限に生かすサーバ統合などのIT環境再構築や、ビジネスを拡大、加速するためのIT活用支援など、情報システムを最大限に活用するためのIT環境最適化や企業内のIT活用促進を.NETアーキテクチャをベースにバックアップし、ユーザー企業のビジネス拡大を支援するとしている。
シーイーシーは2001年にマイクロソフトのゴールドパートナーの認定取得後、自社開発のSFA/CRMパッケージ「WonderWeb」を中心として、Windows環境のシステム構築で多くの実績を積んできたという。
2003年には、.NETテクノロジーを用いたビジネス促進を目的とした.NET ビジネスフォーラムの設立に参画し、.NETテクノロジーをベースにした「WonderWeb for .NET」、2004年にはERPパッケージとのシームレスな連携を図った「WonderWeb for Dream21」を発表している。
今後はマイクロソフトとの連携をさらに強化し、3年後の2008年度30億円の売上を目指す。
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