データセンターの電力使用量の見積もりには新手法が必要

IT機器の高性能化に伴い、電力使用量も大幅に増加する傾向にある。従来の電力使用量の見積もり手法では、負荷を過小評価する可能性がある。望ましい見積もり手法はどのようなものか。

» 2006年09月06日 10時35分 公開
[ITmedia]

 最近のデータセンターおよびサーバルームには、ブレードサーバのような電力使用量の多い製品が多数収められている。従来は電力密度の仕様を決める場合、1平方メートルあたりという単位で見積もっていたが、これでは過小見積もりになってしまう。実態に即した新たな見積もり手法が必要だ。

 データセンターおよびサーバルームの電力密度を見積もるには、IT機器類の電力使用量だけではなく、空調設備の負荷も考慮する必要がある。電源・空調機器の計画・導入に対する明確な方針を決めることができれば、効率を最大化することができるようになる。例えば、配線・配管を含む電力設備は事前に施工しておく。こうすれば、IT機器の増強に伴う電源拡張工事を行わなくてすむ。

 ここでは、データセンターおよびサーバルームの電源と空調のインフラの仕様を決める方法、その原理などについて説明する。

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