「Microsoftの姿勢に失望」――McAfeeが談話発表

Windows Vistaのセキュリティ情報開示をめぐり、「Microsoftは約束を守る気があるようには見えない」とMcAfeeが批判。

» 2006年10月21日 10時05分 公開
[ITmedia]

 Windows Vistaのセキュリティ情報開示をめぐり、セキュリティソフトメーカーの米McAfeeは10月19日、Microsoftの姿勢を強く批判する談話を発表した。

 談話はブリュッセルでMcAfeeの顧問弁護士を務めるLovellsのパートナー、クリストファー・トーマス氏の名で発表された。

 「独立系セキュリティ企業の業界から見ると、Microsoftが先週打ち出した約束を守る気があるようにはほとんど見えない」とトーマス氏は非難。「Microsoftがこれまでのところ、経営陣が先に打ち出した空虚な約束を、細部においても姿勢においても守っていないことに、われわれは大きく失望している」と述べている。

 Microsoftは先日、セキュリティソフトメーカーにWindows VistaのAPIを開示すると表明。情報交換のための対話を開始していた。

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