FAXを意図しない相手に送るエラーの防止や、管理者承認フローを構築できるソリューションとなる。
ユニアデックスは12月14日、「FAX誤送信抑止ソリューション」を開発したと発表した。富士ゼロックスのFAX/複写複合機「ApeosPortシリーズ」向けに提供する。
FAX誤送信抑止ソリューションは、事前登録されたFAX番号のみへの送信や、管理者がオンラインで確認して許可を得た文書でなければ送信できないといった、厳密な承認フローを必要とする企業向けのソリューションとなる。
ユニアデックス開発のWebサーバとダイコム・ジャパンのセキュアFAXサーバ「TOPCALL」で構成されている。TOPCALLがApeosPortの送信文書の承認とFAX送信、送信文書のイメージ保存、アーカイブ化を行う。ユニアデックスのWebサーバは、ApeosPortとTOPCALLの連携管理、個人認証を含むユーザーのインタフェースを提供する。
これにより、意図しない相手への誤送信防止や、個人認証による厳密な送信管理、承認のワークフローをネットワーク上で効率化できるという。富士ゼロックスは、FAX誤送信抑止ソリューション対応のApeosPortシリーズを12月15日に発売する。また、ユニアデックスは、コンサルティングと構築および導入、ネットワーク機器などのサポートも担当する。
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