ソリトンがPC操作ログシステムの新版、コピペやスクリーンショットも記録

ソリトンシステムズは、より細かく操作を記録できるようになったPC操作ログの収集/解析システム、「InfoTrace V2.0」の販売を開始した。

» 2007年01月30日 21時39分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは1月30日より、PC操作ログの収集/解析システムの新バージョン「InfoTrace V2.0」の販売を開始した。

 InfoTraceは、重要な社内情報に対しどのクライアント端末からアクセスがあり、どういった操作が行われたかを記録するシステム。サーバ内に保存されたファイルの印刷や外部デバイスへのコピーといった操作履歴を記録し、拡散具合を追跡することができる。また、あらかじめ設定した不正行為に該当するログから逆追跡を行って親ファイルを探したり、不正操作をリアルタイムにを検出、通知することも可能だ。

 新バージョンでは新たに、クリップボードへのコピーやスクリーンショット操作、アプリケーション使用履歴など、より細かな操作についても記録可能になった。

 さらに、収集したログのデータベース化も可能になった。各事業所に置かれる「LogServer」を通じて収集されたデータを「AnalysisServer」に集約し、データベース内に格納することで、より高い効率で集約、解析を行えるという。また、ログ検索を行わなくとも一般的な内容を確認できるデイリーレポート機能が追加された。

 ソリトンシステムズではInfoTrace V2.0を、IT資産管理システムの「e-Care」や持ち込みPC対策や検疫、認証システムの「Net’Attest SecurityFilter」とともに、統合セキュリティソリューション「Soliton Smart Security」(SSS)として提供していく。価格は、SSSベースキットが8万円、統合サーバパックが96万円。クライアント側に必要となるIntoTrace Windows Agentは1台につき3000円となる。

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