日本ストラタス、運用中のアップデートを可能にするソフトウェアの販売を開始

日本ストラタステクノロジーは、同社の無停止型サーバで動作するActive Upgradeソフトウェアを発表した。運用マシン上での運用を止めずにWindowsの更新プログラムや修正プログラムの適用、アプリケーションのアップグレードが行える。

» 2007年02月26日 16時30分 公開
[ITmedia]

 日本ストラタステクノロジーは2月21日、同社の無停止型サーバで動作するActive Upgradeソフトウェアを発表した。これまで、ハードウェアレベルではActive Upgradeに対応はしていたものの、国内ではこの発表をもってオプションとして正式に提供される。

 Active Upgradeソフトウェアは、無停止型サーバの2重化コンポーネントを利用することで、運用マシン上での運用を止めずにWindowsの更新プログラムや修正プログラムの適用、アプリケーションのアップグレードを可能にするもの。また、それらのロールバックも行える。

 実際には、修正やアップグレードの動作確認後オフライン側とオンライン側を切り替えるときに十数秒程度業務を停止する必要がある。また、アプリケーションのアップグレード中に更新が発生するファイルは該当ファイルをシステムディスクから分離してデータディスクに配置する必要がある。

 同ソフトウェアは、ftServer4300/4600/5700にのみ対応する。価格については、Active Upgradeソフトウェアが34万9800円で、教育コースをオプションで選択すると49万9800円。さらに、年額の保守料金として5万2400円が必要。

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