日本版SOX法施行などで切迫している内部統制。内部統制の確立にあたってはIT統制が重要になるが、実効性を高めるためには何をすべきなのか。
日本版SOX法の施行を前に、対象となる企業では、日本版SOX法への対応が急ピッチで進行中だ。内部統制を確立するには、IT統制を全社規模で実施する必要がある。しかし、企業規模が拡大し組織やプロセスが複雑になるにつれて、統制すべき対象は増加し、作業工数も増えることになる。
また、業務プロセスの正当性を証明するためには、膨大な量の文書化作業が発生する。しかも、これらの文書に改ざんや紛失は許されない。信頼できる財務報告書を作成するにはIT統制ばかりでなく、厳重なセキュリティ統制が必須となる。
ここでは、IT統制の目的を実現する7つのキーワードを紹介するとともに、その骨子となるセキュリティ統制のガイドラインについて、クオリティが解説する。
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