GMO-HS、ASPのカレンダー表示予約システム「SmartReserve」を販売

Webサイトに実装可能なカレンダー表示で一覧性のある予約システム。GMOホスティング&セキュリティがASPとしてサービス開始した。

» 2007年06月07日 19時22分 公開
[ITmedia]

 GMOインターネットグループのGMOホスティング&セキュリティ(GMO-HS)は7日、新たなジャンルとなるWebサイト向けの予約システム「SmartReserve(スマートリザーブ)」の販売を発表した。なお、このサービスはASP提供となり任意のWebサイトに組み込むことが可能。今回の発表と同時にメディアスティックとの業務提携を公表し、GMO-HSのホスティングブランド「アイル」でサービス提供を行うこととなる。

 Webサイト上で予約を受付ける業種は幅広いものとなっているが、GMO-HSでは汎用的な予約システムとして顧客へカレンダー表示の一覧性と予約状況の把握のしやすさを提供できるとしている。

 また、SmartReserveでは管理面においてもシステム提供されるため予約状況の把握はもちろんのこと、プロモーションのためのメール配信機能、さらにPC向けサイトを元としたケータイサイトの自動生成といった機能も搭載されている。

 実際にサービスインさせるためには、業種に応じたカスタマイズが必要となるが、予約システムとしての基盤機能はすべてパッケージ化されているため、予約のための属性を追加するなどで比較的容易に対応できるという。

 これまでは、時間を管理するための予約システムをWebサイトに組み込みたい場合、受託開発が一般的だったため、同社のASPタイプによる提供によってこのジャンルのサービスが加速化していく可能性がある。

 料金プランとしては、「リザーブ A」として初期費用1万,500円、月額5250円、予約登録件数が3万件まで、会員数1万人までとなっているもののほかに、「リザーブ B」として月額1万5750円で予約アイテム数を増やしたプランなどが用意されている。いずれも初期費用は同一価格、月額料金差によって扱えるアイテム数が増えていくことになる。

 なお、「SmartReserve」を利用するためには同社のホスティングサービス「アイル」の共用サーバサービス「iCLUSTA」の契約が必要となる。

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