スクリーンセーバーを装うrootkit出現

タイトルは「Life is beautiful」というメール。しかしその実態は、スクリーンセーバーと見せかけてrootkitを組み込むスパムだ。

» 2007年07月28日 07時50分 公開
[ITmedia]

 スクリーンセーバーと見せかけて、実際はrootkitを組み込むスパムが出回っている――英セキュリティ企業Sophosが7月27日、警告した。

 メールのタイトルは「Life is beautiful」「Life will be better」「Good summer」などさまざまで、スクリーンセーバーに見せかけた添付ファイル(bsaver.zip)を開かせようとする。

 しかしzipファイルを開くと、トロイの木馬「Troj/Agent-FZB」に感染、セキュリティソフトに感知されない2つのrootkitを組み込まれてしまう。

 Sophosは「かっこいいスクリーンセーバーを入れよう」というメールには十分注意するよう促している。

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