ネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は、インシデント発生時におけるレスキュー支援体制の整備に関する研究報告書を発表した。
ネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は8月21日、インシデント発生におけるレスキュー支援体制の整備に関する研究報告書を公開した。同社のサイトから閲覧可能。
現在、システムへの不正アクセス、ウイルス感染、情報漏えいなどが相次ぎ、通常の情報セキュリティ対策に加え、事故発生後の対処や復旧などのインシデントレスキューの支援が重要となっている。しかし、インシデントに対応できる要員は東京に集まっているため、全国各地で起こるインシデントには対応できず、復旧までに多くの時間やコストを費やしていた。
研究報告書は、レスキューサービスの適用範囲や支援内容、レスキュー要員に必要とされる知識や技術などがまとめられたもの。これにより、企業や団体は障害情報を共有し、予防や処置ができるレスキュー体制を整備できるようになる。
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