FOSSのSEOツールを使ってページランキングをアップするLeverage OSS(2/4 ページ)

» 2007年10月19日 13時34分 公開
[Chen-Nan-Yang,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine

ライバルを調査する

 次に、ライバルとなるサイトを調査する。サイトのタイトルに同じキーワードフレーズを使っているサイトを見つけるには、Googleで「allintitle:」と入力する。ライバルサイトへリンクするページ(リンクページ)の数を調べるには、Googleでlink:http:// を使用する。リンクページの数と質は、SEOの成功を左右する。この情報から、最上位にランクされることの難易度が分かる。例えば、allintitle:man-made fiberを検索すると、トップのサイトはlink:http://composite.about.comである。Googleで「link:http://composite.about.com」と入力すれば、このサイトにリンクするWebページが幾つあるかを確認できる。

 Top 10 Analysis SEO Toolは、ライバルサイトをさらに効果的に評価できるフリーツールである。このツールを使うと、サイトのYahoo!ランク、インデックス化されたページの数、リンクページ、.eduのリンクページなどを分析できる。C Class Backlink Analyzerは、リンクページをさらに細かく分析する。同じCクラスのIPアドレスに存在するリンクページは、同じ会社でホストされている可能性が非常に高い。このようなリンクページは、大概はサイトのランキングに貢献しない。重複しないCクラスがリンクページ数に占める割合が高いほど、ランキングに有利に働く。

 結果を比較し、勝ち目のあるライバルサイトを見つけてから、最終的なキーワードフレーズを決定する。例えば、“man-made fiber”の月間検索頻度が“chemical fiber”より高く、“chemical fiber”をキーワードとするライバルサイトがあまり強くないと分かった場合は、“chemical fiber”に最適化するより“chemical fiber”に最適化した方が勝算がある。

 最良のキーワードの組み合わせを判断し、ライバルを丸裸にした結果、キーワードの組み合わせが数十から3〜5にまで絞り込まれることもある。

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