ネットエージェントは、クリスマス期間中のWinnyネットワークの動向を調査した。利用ノード数は微減したが、「情報漏えいリスクは依然として高い」という。
ネットエージェントは12月27日、P2Pファイル共有ソフト「Winny」のクリスマス期間中におけるノード数調査の結果を公開した。ノード数は昨年に比べて減少したものの、ウイルス感染などに伴う情報漏えいリスクは依然として高いという。
調査期間は12月22〜25日の4日間で、平均33万強のノード数が観測された。同社は今年8月にも同様の調査をしたが、今回の調査ではノード数が減少し、前年同期に比べても減少していることが確認された。違法ダウンロードコンテンツの法規制化の動きなどが影響していると予測している。
期間中のユニークノード数は35万前後あった。休日にWinnyを起動するユーザーが多く、漏えいファイルが一気に拡散するリスクが非常に高いという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.