ERPソフトウェアを提供するローソンソフトウエア ジャパンは、「LAWSONビジネス・インテリジェンス」の日本語版を2月25日から提供すると発表した。
ERPソフトウェアを提供するローソンソフトウエア ジャパンは2月21日、「LAWSONビジネス・インテリジェンス」の日本語版を2月25日から提供すると発表した。
同製品は、社内のあらゆる階層の意思決定者に役割ごとのダッシュボードを提供し、誰でも操作できるのが特徴という。1つのリポートを複数のユーザーに最適化して配布し、システム資源やアドミニストレーション工数を節約するとしている。
同製品の具体的は機能として、インタラクティブリポート、多次元データ、次元の切り替えとドリルダウンができる「スコアカード」、リポート配布、スケジューリング機能などの「レポーティングサービス」、プロアクティブな自動通知機能やKPIとしきい値により重要情報を判断する「スマートノーティフィケーション」、リポート、分析ビューをまとめたり、ルールベースのアクセス制御、複数のシステムの情報を集中表示したりする「ダッシュボード」などが挙げられる。
ローソンソフトウエア ジャパンは、米ミネソタ州のLawsonSoftwareの日本法人。米LawsonSoftwareが2006年5月にスウェーデンのERPベンダーだった旧Intentiaと合併。1995年から日本で事業を始めていたインテンシアジャパンが、2006年11月にローソンソフトウエア ジャパンに社名変更し、新たなスタートを切った。
製品ラインはMovexなどで知られる旧IntentiaのERP「M3」とLawsonSoftwareのオリジナル製品である「S3」の2ラインを展開している。LAWSONビジネス・インテリジェンスはM3向けのソフトという位置づけ。
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