Trend Microの企業向けセキュリティ製品に脆弱性報告

Trend Microの「OfficeScan」(日本名「ウイルスバスター コーポレートエディション」)に2件の脆弱性が報告された

» 2008年02月29日 09時05分 公開
[ITmedia]

 Trend Microの企業向けセキュリティソフト「OfficeScan」(日本名「ウイルスバスター コーポレートエディション」)に複数の脆弱性が報告された。悪用されるとシステムを制御される恐れがあるという。

 セキュリティ企業のSecuniaや仏FrSIRTが2月28日に公開したアドバイザリーによると、脆弱性は「cgiChkMasterPwd.exe」と「PolicyServer.exe」の境界エラー問題に起因する。悪用されるとサービス妨害(DoS)を誘発したり、任意のコードを実行される可能性がある。

 影響を受けるのはOfficeScan Corporate Edition 7.x。深刻度評価はSecuniaが5段階で中程度の「Moderately critical」、FrSIRTは4段階で最も高い「Critical」となっている。

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