岩手・宮城内陸地震に伴う保守サービス、各企業が開始災害救助法の適用地域が対象

6月14日の午前に発生し、震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震を受け、各企業が製品の修理や保守サービスを開始した。

» 2008年06月16日 19時52分 公開
[ITmedia]

 6月14日の午前に発生し、震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震。被災した顧客に対し、各企業が製品の修理や特別保守サービスを開始した。

 NTT東日本は、被災による設備の故障や、避難指示・避難勧告などで電話が利用できなかった顧客に対し、その期間における回線や配線、機器の使用料を含む基本料金を無料にする。被災で仮住居への移転工事などが必要となった場合、NTT東日本が工事料金を全額受け持つ。

 オービックビジネスコンサルタントは、顧客が災害で製品のCD-ROMおよびマニュアル類を紛失、破損した場合、年間保守契約の加入の有無にかかわらず、無償で代替品を提供する。同社のサービス窓口から、8月末日まで受け付ける。

 NECは、震災で被害を受けたPCやディスプレイ、プリンタ、PC周辺機器といった製品を利用する顧客に対し、修理料金を3割引で受け持つ。診断料と見積もり後のキャンセル料は無料となる。2009年3月まで保守サービスを続ける。

 富士通は被災した顧客のPC、ディスプレイ、プリンタ、PCの周辺機器を通常の3割引で修理する。診断料は無料。2009年3月まで実施する。

 修理や保守サービスの対象は、災害救助法が適用された被災地となる。

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