グループウェア「サイボウズ Office/ガルーン」が「Lotus Notes/Domino」を僅差でかわし、国内シェア2年連続1位を達成した。
サイボウズは10月7日、国内におけるグループウェア市場で2年連続シェア1位を獲得したと発表した。
今年のグループウェア利用におけるシェアは「サイボウズ Office/ガルーン」が26.3%で首位を獲得。「Lotus Notes/Domino」(25.1%)を僅差でかわした。3位には「Microsoft Exchange」(13.6%)が続き、トップ3は昨年と同じグループウェアが占めた。昨年の調査結果と比べると、サイボウズ Office/ガルーンのシェアが25.6%から0.7%割合を伸ばした。
利用を予定しているグループウェアは、サイボウズ Office/ガルーンが39.3%とトップだった。昨年の31.4%から7.9%増え、企業の期待を集める結果となった。
サイボウズは、国内市場におけるシェア1位を足がかりに、グループウェアの海外展開も加速させる。現在は中国上海に営業拠点、ベトナムに開発拠点を設置しており、今後は拠点を増やすために、海外視察を続けていくとしている。
この結果は、IT市場の調査を実施するノークリサーチの「2008年版 中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート」で明らかになった。6〜9月に、売上高5億円以上500億円未満の企業1765社を調査した。
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