オープンソースのSNSソフトにXSSの脆弱性

MyNETSにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかった。

» 2008年10月20日 17時24分 公開
[ITmedia]

 オープンソースのSNSソフトウェア「MyNETS」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERT コーディネーションセンターが10月20日、JVN(Japan Vulnerability Notes)で公表した。

 脆弱性はMyNETS Ver1.2.0以前に存在し、悪意のあるSNSユーザーがこの脆弱性を悪用すると、別のユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行できる可能性がある。これにより、ユーザーの個人情報が盗まれたり、悪意のあるサイトへ誘導されたりする恐れがある。

 開発元のUsagi Projectは脆弱性を修正したMyNETS 1.2.0.1を公開し、ユーザーにアップデートを呼びかけている。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ