KBMJは、WebサイトにアクセスしたユーザーのIPアドレスから企業の業種や年商を判断し、検索キーワードや訪問回数などの条件を組み合わせて最適な製品や広告を表示するLPOサービスの提供を開始した。
Webシステム開発のケイビーエムジェイ(KBMJ)は12月5日、企業向けLPO(ランディングページ最適化)サービス「LBCレコメンダー」の提供を開始した。
同サービスは、Webサイトに訪れたユーザーのIPアドレスから、属している企業の業種や年商を分析し、企業の属性に見合う製品や広告といったコンテンツを自動で表示するもの。CRM(顧客関係管理)サービスを展開するランドスケイプが保有する企業情報データベースのIPアドレスと付き合わせることで、この機能が実現する。
IPアドレスから割り出した情報と、検索キーワードや訪問回数などの条件を組み合わせることで、ユーザーが求めるコンテンツを動的に表示できる。サイトの訪問回数に対してコンテンツを閲覧した数の割合を示すコンバージョン率に基づいて、効果の高いコンテンツを優先的に表示することも可能だ。
Webサイトに専用のJavaScriptを埋め込めばLPO機能の実装が完了する。既存のレイアウトを変更したり、基幹システムとサービスを連携したりする必要はない。
初期費用は50万円からで、月額30万円。オプションとして、Flashテンプレートや画像、テキストコンテンツの制作も手掛ける。アクセス解析からWebサイトの改善を図るコンサルティングサービス(月額10万円から)も用意している。
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