Javaアプリケーションサーバの「Jetty」がEclipseプロジェクトに参加すると提案した。Jettyはすでに「Eclipse IDE 3.3」「Equinox」などで使われている。
Javaアプリケーションサーバ「Jetty」を開発する米Webtideは米国時間の1月29日、オープンソース団体Eclipse Foundationに対し、Eclipseプロジェクトとして参加する提案をしたと発表した。
JettyはJavaで書かれたHTTP/アプリケーションサーバおよびサーブレットコンテナ技術。シンプルさ、拡張性、柔軟性などを特徴とし、リッチメディアや組み込みアプリケーション向けに使われている。
JettyとEclipseはすでに関係があり、「Eclipse IDE 3.3」「Equinox」などでJettyが使われているという。JettyはEclipseに参加することで、独立性を維持しつつ、開発やQAプロセスを整え、開発者ベースを増やせるとしている。開発側では、アプリケーションにHTTPサービスを組み込むコンポーネントを提供でき、OSGiプロジェクトでJettyが使われるようになるとしている。
Jettyは現在、Apache License 2.0で公開されているが、Eclipseプロジェクトとなった後は、Eclipse Public Licenseとのデュアルライセンスを採用するという。
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