Google Calendarで会議を設定する際、出席メンバーの参加重要度を設定できるようになった。
米Googleは11月29日(現地時間)、Google Calendarに新機能「Optional attendees(任意出席)」を追加したと発表した。企業の会議などで、参加者ごとにその会議への出席が必須かどうかを設定できる。
任意出席の設定は数クリックで完了する。Google Calendarの「予定の詳細」画面のゲスト一覧の上に追加された「一部の参加者をオプションにする」をクリックすると各ゲスト名の左横にアイコンが表示される。このアイコンをクリックすると色が変わり、そのゲストは任意で出席すればいい設定になる。
例えばある会議でプレゼンテーションを行うべきメンバーは通常出席に、オブザーバーとして同席してほしい程度のメンバーは任意出席に設定することで、忙しいメンバーが出席すべき会議を判断する助けになるとしている。
GoogleはこのところGoogle Calendarにイベント作成時にゲストのカレンダーを閲覧できる機能や米Microsoftの「Outlook 2010」との同期機能などを追加しており、Microsoftに対抗する企業向け機能を拡充している。
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