買収により、Mac用スクリーンショットツールのSkitchが無料になり、Androidアプリも公開された。今後、iPhoneやiPad向けアプリも公開する計画だ。
米Evernoteは8月18日(現地時間)、Mac OS向けの画像キャプチャー・編集・共有アプリを手掛けるSkitchを買収したと発表した。Skitchのアプリおよびサービスの提供は継続する。同日、これまで19.95ドルの有料アプリだったSkitchが無料になった上、AndroidアプリもAndroid Marketで無料で公開された。
Skitchは2010年創業の非公開企業。米国、オーストラリア、スイスなどのデザイナーが創業したソフトウェア企業Plasqのスピンアウトとしてスタートした。アプリのSkitchでは、画面キャプチャーしたファイルに文字や絵を追加し、複数のフォーマットで保存できる。以前からEvernoteと連係させて利用できたが、今回の買収でより使いやすくなった。例えば、Skitch.comへのログインにEvernoteのアカウントを使えるようになり、Skitchで編集した画像を簡単にEvernoteに保存できるようになった。
Evernoteは近いうちにiPhoneとiPadやその他のプラットフォーム向けのSkitchもリリースするとしている。
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