富士電機は経営分析の基盤システムとして、米QlikTechのインメモリBIツール「QlikView」を導入。受注売上予測の支援などで活用する。
総合電機メーカーの富士電機は経営分析の基盤システムとして、米QlikTechのインメモリBIツール「QlikView」を導入した。システムを販売したアシストが9月14日に発表した。既に富士電機本体および関係会社2社において、受注売上予測の支援や、国内外各社の販売データ、調達データの集計・分析などでQlikViewを活用している。
これまで富士電機では、本社およびグループ各社がBIツールを個別に導入していた。今回新たに追加する形でQlikViewを採用した。その理由について、プロトタイプを作成しながら柔軟に要件の実装ができること、キューブなどの中間ファイルを作成することなく、大量データの高速処理が可能なこと、ユーザー自身の直感的な操作でデータ抽出や絞り込み分析が容易なことなどを挙げている。
利用部門は、営業部門300人、海外販社60人、調達部門40人、管理部門・工場そのほかで100人程度としている。
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