ネットワーク上を経由する情報が「盗聴」、「改ざん」、「なりすまし」のリスクに晒されていることは認知されているが、イントラネットやエクストラネットのような利用者の制限されたネットワークにおけるIDとパスワード認証についても同じリスクは存在する。
ネットワーク参加者に対してアクセス制限を行う場合、IDとパスワードを用いた認証が利用されることがある。
「ベーシック認証」、「ダイジェスト認証」、「フォーム認証」などがあるが、それぞれの認証方式は導入が容易な反面、IDやパスワードが窃取されてしまう危険性もある。
例えば、HTTPセッションを仲介する中間者攻撃(Man-in-the-middle) のような攻撃手法があり、経路途中でIDやパスワードが第三者に漏えいしてしまうようなリスクが存在するが、そのような攻撃に対してはSSLサーバ証明書を用いることが有効だ。また、さらに高いセキュリティレベルを確保するクライアント証明書を用いたサーバへのログイン(SSL認証)もある。
クライアント証明書を利用した認証方式は、スマートフォンの普及によって外出先からの社内システムへのアクセスへの需要が増えただけでなく、BCP(事業継続計画)のひとつとして利用が検討されるVPNアクセスに用いられるなど、昨今特に注目されている認証方式と言える。
当資料では、各認証方式の有効な場面と想定されるリスクについてまとめており、認証の場面で必要な対策を段階的に解説している。
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