キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン電子製の業務用ハンディターミナルを発売。Windows Embeddedに対応する。
キヤノンマーケティングジャパンは5月28日、キヤノン電子製の業務用ハンディターミナル「PRea DX-360」を7月2日に発売すると発表した。オープン価格で発売後1年間に1万台の販売を見込む。
新製品は、手袋を付けたままでも入力操作できる感圧式タッチパネル採用の5.6インチの半透過型液晶ディスプレイを搭載。最低重量は約360グラム、IP57準拠の防塵・防水性能を持ち、8時間駆動が可能なバッテリを採用する。
通信面では携帯電話回線(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル)、無線LAN(IEEE802.11 a/b/g)、Bluetooth(Ver 2.1 + EDR)、赤外線(IrDA1.2 SIR)などに対応。OSではMicrosoftのWindows Embedded Compact 7とWindows Embedded Handheld 6.5に対応する。セキュリティ対策では独自のカードフォーマットやAES暗号化を採用する。FeliCaなどの非接触式ICカードリーダーも装備するほか、カメラや磁気ストライプリーダなどの機器と組み合わせて業務に利用できるようになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.